職員研修~障害者の権利擁護について~

2018/07/02

6月30日(土)きょうされん長崎支部の職員研修会に参加しました。「障害者の権利擁護を考える~虐待及び身体拘束とは~」という研修手テーマで、長崎介護実践研究所代表の金松敏信先生の講義を拝聴しました。日ごろの支援を振り返ってみたとき、我々の何気ない言葉や対応が、本当に一人ひとりの障害当事者の人権を大切にしたものであったかどうか・・・改めて考える時間となりました。よく「家庭的な雰囲気を大切に」という言葉を耳にしますが、家庭的な雰囲気と家庭とは異なります。我々は支援者であり、家族ではありません。そのことを常に頭の中において、利用者の人たちにかかわっていくことが大切なのだと思います。「親しき中にも礼儀あり」です。

先日の国会で働き方改革法が成立しました。その中では高度プロフェッショナル制度ということが示され、その問題点が指摘されています。その是非はともかく、我々福祉にかかわるものは高度プロフェッショナルでなければいけないように思います。自分の思いをスムーズに伝えることが難しい障害者や高齢者の思いをしっかり受け止め、彼らの毎日の生活が豊かなものとなるためには、我々支援者の資質が問われます。我々支援者がプロフェッショナルとしての技術と知識、そして何より意識を高めていくことが虐待や身体拘束をなくし、障害のある人や高齢者、すべての人たちの人権を尊重する豊かな社会が実現できるのではないでしょうか。